内視鏡検査の種類

■ 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

上部消化管とは、食道・胃・十二指腸です。
検査は、口または鼻から内視鏡(先端にレンズの付いた管)を挿入する方法で行います。
口や鼻から挿入した管は、喉を通り、上部消化管 (食道、胃、十二指腸)を観察します。消化管の観察時、胃がんなどが疑わしい粘膜の変化などがあれば、消化管の組織を採取し、検査します。
最近、ヘリコバクターピロリ菌が胃がんのリスクになると言われています。
胃の状態により、ピロリ菌の有無も検査することができます。


こんな症状があれば、ご相談を。

 胃が痛む

 胃がもたれる

 胸やけがする

 便が黒っぽい

 食欲不振

 体重が減った、など

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

■ 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

下部消化管とは、盲腸から肛門に至る約80cmの消化管です。
検査は、肛門から内視鏡(先端にレンズの付いた管)を挿入する方法で行います。
ポリープなどが見つかり、内視鏡的に処置が可能な状態であれば、ただちに治療を行うことも可能です。大腸がんも早期であれば内視鏡による粘膜切除術という方法で治療が可能です。


こんな症状があれば、ご相談を。

 おなかが痛む

 下痢が続く

 便秘がひどい

 便が細い

 便に血が付く、など

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)